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掲載日付:2019.12.15

カテゴリ:[ 内科 ]

教育回診症例の選び方

 グレートケースや診断困難症例だけでなく、臨床の疑問(クリニカルクエッション)がある症例であれば何でも良い。まずトライしてみることが大切である。定期的に指導医が行っている教育回診でも、招聘講師による教育回診でも皆が平等に症例提示の機会があるわけではない。多いのが、よい症例がないから。。。やったことがないから。。。忙しいから。。。のような理由で教育回診の症例提示を躊躇うかもしれない。グレートケースや診断困難症例を選択しようとする気持ちは理解できる。しかし、典型的な症例でも良い。まずやってみることが大切である。心配しなくても、教育回診の招聘講師や指導医は百戦錬磨の経験者なので何とか教育的な機会にしてくれるはずである。

 

 また、自分がその症例から疑問(クリニカルクエッション)に思ったことを明らかにする時間とするとよい。大学でならわなかったこと、教科書に書いていないことこそ調べたり、教育回診などで聞く価値があるはずだ。



 葉山内科・GIM

掲載日付:2019.12.29

カテゴリ:[ 内科 ]

学び続けること

 研修医時代に尊敬できる上級医や指導医との巡り合わせを貴重である。



 誰しもがそんな経験を持つだろうし、持っているだろう。経験ある指導医は同じような症例や教育を繰り返しているはずである。それぞれの得意とする分野があり、時には異なる専門分野をめざす医学生や研修医の方が新しい疾患や治療を知っていることがある。そんな時に尊敬できる指導医は、謙虚な姿勢で後輩達から学ぶはず。憧れる指導医達は、たいてい一般的な水準よりも高いレベルを自分自身に課している。定期的に最新の論文を読むなど、自ら学び続ける姿勢を変えないだろう。

 そんな姿をみせられる医師でありたいと思うかもしれないが、し続けるのは容易ではない。自分らしく、独自のやり方で継続していくとよいと考えている。

 

 葉山内科・GIM

 

2019年ありがとうございました。

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