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掲載日付:2019.07.07

カテゴリ:[ 内科 ]

グラム染色について

 グラム染色についてです。

感染症で入院患者さんでは重要な検査となります。

感染症のフォーカスを速やかに同定し、抗生剤の選択に貢献できる優れた検査です。



 検体採取し、染色し、顕鏡して評価する、そして治療を選択する。

グラム染色を行う過程はなかなか、一人では続けられないかもしれません。

当院では、各種培養検査は看護、染色は検査がサポートしてくれます。

後は、それを評価して治療に結びつけることができるかが医師の役割となります。



 グラム染色については、研修医時代に受けた卒後教育次第になっているかと思います。

医師は、卒前教育であまり実践的な内容は勉強していないことがほとんどです。



 個々の症例でどのように役立つかを共に学ぶ。この機会は大事にしていきたいです。



 葉山内科・GIM



 ~以下は、グラム染色を写真に撮影したものです。~

掲載日付:2019.07.27

カテゴリ:[ 内科 ]

消化器内視鏡

 当院でも火曜日、水曜日、木曜日に

上部&下部消化管内視鏡検査が可能です。

外来受診で予約をとる。入院患者さんが入院中施行する。人間ドックで検査する。

これらに分かれるかと思います。

非常勤の先生方に試行して頂きますが、止血後、ポリペク後の入院を内科で請け負っています。

重症な方や高度な治療を要する場合には、他院へ紹介しています。

ローテートの内科専攻医の先生方も消化器内科の研修を終えた方は内視鏡研修も対応しています。

 

 消化性潰瘍や食道炎はコモンな疾患であり、診断と治療をマスターすることが求められます。

また、緊急で内視鏡による止血が必要かの判断は医師として重要なスキルとなります。

更に、予防医療としての外来などでのピロリ菌の検査適応や検査の種類を選択して除菌することも大切です。このように、地域の病院では内視鏡ができることが求められます。地域で活躍する医師として内視鏡検査に精通した消化器疾患を取り扱えるとメリットであると実感しています。

 

 葉山内科・GIM



 ~以下は、病院からの夕方の景色です。~

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