グラム染色について
グラム染色についてです。
感染症で入院患者さんでは重要な検査となります。
感染症のフォーカスを速やかに同定し、抗生剤の選択に貢献できる優れた検査です。
検体採取し、染色し、顕鏡して評価する、そして治療を選択する。
グラム染色を行う過程はなかなか、一人では続けられないかもしれません。
当院では、各種培養検査は看護、染色は検査がサポートしてくれます。
後は、それを評価して治療に結びつけることができるかが医師の役割となります。
グラム染色については、研修医時代に受けた卒後教育次第になっているかと思います。
医師は、卒前教育であまり実践的な内容は勉強していないことがほとんどです。
個々の症例でどのように役立つかを共に学ぶ。この機会は大事にしていきたいです。
葉山内科・GIM
~以下は、グラム染色を写真に撮影したものです。~