左室形成術とは?
心筋梗塞後、左室の壊死を起こして機能しなくなった部分を切除しつつ、残った健康な心筋で全体を小さくしながら再建する手術です。左室の容積を縮小することで負担を減らし、血流が送られる効率を上げることによって、心臓の機能の改善を図ります。
補助人工心臓や心臓移植の前の段階として、この手術が行われることもあります。
この左室形成術には「縦方向切開縫合法」「バチスタ手術(左室部分切除術)」「ドール手術」「SAVE手術」「オーバーラッピング手術」といった術式がありますが、総じて危険度の高い大きな手術であり、確かな技術と経験を持つ、かぎられた施設でのみ行われています。
対象疾患 どんな病気に対して行う手術か? | 拡張型心筋症 心室瘤 |
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その他の治療方法 同じ病気に対する、ほかの治療方法 | 植込み型補助人工心臓 心臓移植 |