ハートブログ

ホーム > ハートブログ > 治療関連性白血病という疾患があるのをご存知ですか?

治療関連性白血病という疾患があるのをご存知ですか?

[ 内科 / 医療情報  / 血液疾患 ]  当院からのお知らせ

2019.02.13

池江選手で急に注目をあびた白血病ですが、<治療関連性骨髄異形成症候群/急性骨髄性白血病>というのがあるのをご存知ですか。今や高齢のかたが化学療法をうけることもあります、またがんを生きのびるがんサバイバーのかたもいます。8-10年前にがんの治療をうけ、もう先生のところにもかからず治っていると確信していたら、急に貧血がすすんでおかしい・・・と思って採血したらこの病気ということがあります。以前からも知られていることですが、改めて米国から大規模な地域住民登録データから導き出されたがん患者さんの2次発がんのデータが発表されました。(JAMA Oncology)ほぼすべての固形がん(血液がん以外)で化学療法後に2次発がんが高まること、特にリスクが高かったのは骨軟部腫瘍(骨肉腫や筋肉の腫瘍など)や精巣のがんで年齢の若い人がおおかったようです。アルキル化剤、プラチナ製剤、トポイソメラーゼ製剤が消化器がんなどを中心に使用されそれらが関係するといわれています。とはいえ全体に発生する率は1%未満です。でも一度なると普通の急性白血病などよりも予後が悪いです。ということから、たとえ5年経過してがんが治りました、もう病院は来なくていいですといわれても自分で人間ドックなり健診で血液を調べることはしていただきたいと思います。

月別投稿一覧

ブログ内検索

  • JCI認証取得
  • [心臓血管外科]後期研修終了予定の若手医師募集!
  • 徳洲会グループ共同治験審査委員会
  • 徳洲会グループ共同倫理委員会
  • 未来医療研究センター
  • [徳洲会]医師・看護師人材センター
  • 人間ドック・各種健診

PAGE TOP