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診療科・部門案内

不整脈センター

ペースメーカーとは?

「心臓再同期療法」と呼ばれる治療に用いる、左右の心室が収縮するタイミングを合わせるための医療機器がペースメーカーです。
脈拍をリードで感知して本体にフィードバック、設定された電気刺激を心筋に与えることで、心収縮をコントロールします。

対象疾患
どんな病気に対して行う手術か?
除脈性の不整脈
洞不全症候群
房室ブロック
その他の治療方法
同じ病気に対する、ほかの治療方法
薬物療法
カテーテルアブレーション

ペースメーカーの植込み手術

ペースメーカーの植込みは局所麻酔を用いて経皮的に行ないます。リードを心室と心房に留置して固定、左鎖骨下に機器本体を入れるポケットをつくり、本体を留置した後、これとリードを繋ぎます。大きく胸を切り開けるような手術ではありません。

ペースメーカーの植込み後

術後は半年に1回ほど「ペースメーカークリニック」の受診の必要があります。ペースメーカーの電池の寿命はおよそ6~8年、ヨーロッパ製のものでは12~13年保つものもありますが、その期間に合わせて、本体ごと電池の交換を行います。

また、新しいタイプは自宅に居ながらにして常に施設にデータを送信する「ホームモニター」と呼ばれる機能を持ち、来院して診察を受けなくてもフォローアップできるようにつくられています。

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