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掲載日付:2025.10.01

カテゴリ:[ 葉山情報 ]

医療を取り巻く問題

9月は徳洲会国際心臓血管セミナー、前述したCWIG総会、先週は2か月に1回の徳洲会医療経営戦略セミナーと週末にかけての会が続きました。
盛んに報道されているように、現在病院経営は、コロナの補助金がなくなり、物価高が起ったことが引き金になり大きな困難に面しています。
診療報酬は公定価格であり、医療材料の価格が上がっても転嫁できません。人件費も上昇しています。医療機器(CT、人工呼吸器、除細動器、人工心肺、透視装置など)を安全に使用するためには1台あたり年間数十万から数千万円の保守点検契約が必要です。医療の質を担保した中で支出の増加を抑え、無駄を排除し、多くの患者さんに来ていいただくことで持続可能な医療を提供することに努めています。
ところで、温暖化で夏が終わらないと思っていたら自然はちゃんと覚えていたようです。

温暖化 されど忘れじ 彼岸花

掲載日付:2025.10.29

カテゴリ:[ 葉山情報 ]

初代院長須磨久善先生

第78回日本胸部外科学会が先週ありました。心臓外科、呼吸器外科分野では最も大きな学会です。学会では全国から心臓外科医、胸部外科医が集まり、旧知の人たちと会うことができます。学会場に着いた途端に当院の初代院長、須磨久善先生とお会いしました。プロジェクトXに出演されたころと変わらず、いつまでも若々しくかっこよかったです。須磨先生に初めてお会いしたのは1987年に大阪医大で当時珍しかった内胸動脈を使う冠状動脈バイパス術を見学させていただいた時でした。当時から最先端を走っていらっしゃいました。1992年には三井記念病院に伺って須磨先生が開発した胃大網動脈を使うバイパス術を見学させていただきました。人の縁の繋がりを感じました。ハートセンターとしての伝統を守りながら、地域医療のためにも尽力することを続けます。

須磨久善先生と

掲載日付:2025.10.30

カテゴリ:[ 葉山情報 ]

第78回日本胸部外科学会第2報

テクノアカデミーというセッションで胸郭変形手術に関する長めの発表をいたしました。私が手術をした922例の胸肋挙上術の改良と手術成績について発表しました。胸肋挙上術は1981年に開発されその後改良を重ねています。Nuss法以前には胸骨翻転術やRavitch法など色々な手術法がありましたが残っているのは胸肋挙上術だけです。過去の術式を実際に見たことがある医師が少なくなりました。温故知新、過去の術式に学び同じ失敗をしないために、敬意をもってそれを理解することも大切であることを加えました。安易に過去の術式名を転用したりしないことも必要と思います。
手術数とその成績を公表しない病院が多いのではっきりしないのですが、Nuss法を行う病院を含めても、毎年我々が国内で最も多く漏斗胸鳩胸の手術をしている思われます。異論があれば手術数とその結果を学会で報告していただきたいと思っています。異物を留置しない漏斗胸鳩胸手術を第一選択としているのは世界で我々だけであり、つまり世界一です。
当院受診をご希望の方はfunnel@shonankamakura.or.jpまでご連絡ください。

手術前後の患者さんの写真です

5.5日で退院が可能です

合併症は少ないです

過去の術式Ravitch法です

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