令和6年度逗子葉山地区災害時医療救護所活動研修会および実地訓練が開かれ医師会、歯科医師会、薬剤師会、行政などから100人以上が参加しました。5日夜に座学でトリアージ、情報伝達の重要性などを学び、8日には3時間かけて実地訓練を行いました。
地震などの発災初期には多くの患者さんが発生する可能性があります。またバス事故など同時に多数のけが人が出る事故も考えられます。そのような事態に対応する訓練です。私にとって初めての訓練でしたが、少し意外だったのは、「救急医療と災害医療の違い」です。後者では限られた資材、人的資源を有効に使って被災者を救命することが求められています。最初のトリアージ(負傷者の選別)は医師や看護師以外の者が行い、医師や看護師は重傷者の治療に専念する。軽症者はすぐには治療を受けられない可能性があります。腕を骨折した方がいてもより重症の方がいればそちらを優先せざるを得ないのが災害医療です。南海トラフ地震は必ず来ます。ハード面の備えだけではなく、心の備えもしなければなりません。

トリアージタグ 来院した方の重症度を判定して右腕につけます 赤は生命に危険があり最優先での治療処置が必要な方です