新緑がまぶしい季節
人の世は、1年以上新型コロナウイルスに振り回され、生活が変わり、いろんな問題がでてくすぶっている。日本でもオリンピックをやるやらない、緊急事態宣言を出す出さない、解除するしないなど、アメリカでみられていた人々の意見の分断、これが日本でも様々な場所でみられるようになっていると思う。どちらが正しいかなんて、後にならなければわからないだろう。今目の前のひとつひとつの問題、課題をこなしていくしかない。日本選手権で4つも優勝した池江選手がいっていた言葉だ。
人の世は大きな変革のときだといって問題噴出だが、自然に目を向けると、全く関係ないかのようにいつものように季節はめぐっている。このところ木々の新芽がのびて新緑がとても美しい。それにあわせてつつじも咲き始めた。これも温暖化の影響で10-20年前よりも季節が2週間以上早いと感じる。2週間の早さは木々や動物たちには影響があるのだろうか。朝早く自然の中を歩き、ふと開けた場所から遠くの青々とした山と青空とが目にとびこんで、風が峰を通りぬけていき、心から自然に感謝の気持ちがわき、幸せな気持ちになった。コロナになりいろんなことの活動が制限されてうっぷんがたまっている人も多いだろう。だが私たちは刺激のあるもの、何か新しいものを追い求めすぎていなかったかと思う。これまで気づかなかった散歩道を発見し感じたことでした。