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新型コロナウイルス感染症 PCR偽陰性について

[ 新型コロナウイルス感染症 / 内科 / 医療情報  ]  当院からのお知らせ

2020.05.17

PCRはどこまで信じられるか?偽陰性は本当に大丈夫なのかと質問をうけた。
いろいろな検査ができるようになってきているが、やはり今感染しているのかどうか精度をもっていえるのはPCR検査。ある知り合いが陽性になったがその人と4日前に会っていたんだが、調べて自分は陰性だったけど本当に大丈夫?という疑問が誰でもでてくるというもの。
 アメリカの雑誌に報告された論文に興味深い事実がでている。暴露された当日では100%偽陰性になるという。だからコロナの患者さんと接触していたすぐには偽陰性ででてしまうということ。暴露4日目くらいだと偽陰性は67%に減り、症状がでたところでは偽陰性は38%に減り、(それでも38%もいるのだ、肺炎発症早期の患者にただちに12時間くらいで2回陰性確認するのはやや早急すぎるかもしれない。)さらに8日目になると偽陰性は20%に減るという。そこからまた偽陰性率はあがるとう。DAY21 にまでなると66%の偽陰性率だそうだ。やはり臨床的に疑ったときには複数の検査、時間をあけても複数回検査がいるな~と思う。また家族内や濃厚接触者の感染を調べるときの評価に参考になると思う。(Annals of internal medicine 13 May 2020)

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