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新型コロナウイルス感染症 これから暑いけどマスクは本当に有効か

[ 新型コロナウイルス感染症 / 内科 / 医療情報  ]  当院からのお知らせ

2020.05.26

飛沫のもとである唾液に新型コロナウイルスが存在する。それは発症している患者さんにも、無症状の患者さんでも認められて、それが3密を控えるべきであるといわれるゆえんである。NHKの番組でも唾液を可視化してどのくらい飛沫して浮遊するかという場面をみせてくれていたが録画してなかったのでしておけばよかったと後悔。ところが有名な医学雑誌The New England journal of medicineにビデオつきの投稿があり、これが同様にマスクをしたときとしない時、そして大声で話したときと小声の時とで、口の中からの飛沫がどのくらい飛ぶかをレーザー光で可視化してみせてくれている。画面は小さいのだが暗い中でみると参考になります。Stay Healthy と発声すると20 ー500 μm の大きさの水滴が発生します。やはりマスクしないほうが周囲へは飛ばないのですよ。それから大きな声だともっととびます。ほかの論文にはそれらが8分間浮遊すると述べているものもあります。そしてくしゃみだけでなくてもこのくらいの大声で唾液が飛ぶのかと驚きます。大声で笑えばもっとのはずです。しばらくは公衆免疫ができるまではマスクは世界的に必要なのでしょうか。しかし暑くなってきて本当に大変。夏の寝苦しいときに使う生地を使って夏用マスクを早く販売していただきたいです。また高齢者のかたで耳がきこえないかた、どうしても近くで大声で話すことが増えます。これも拡声器などでなんとかならないか、しゃべるながら大きな画面に字がでるとかなんとかならないか・・・と普段の診療で思っています。

以下のアドレスをいれると英語ですが論文と画像がみられます。

The New England journal of medicine. 2020 05 21;382(21);2061-2063.

doi: 10.1056/NEJMc2007800

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