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吉田勝明先生の講演<認知症は神さまからのプレゼント>

[ 内科 / 病院行事 報告 / 社会問題 ]  当院からのお知らせ

2018.08.06

当院も救急や高齢者施設のかたの入院をうけていると、どうしても高齢者、認知症のかたが多くなる。こういう人を減らしてほしいといわれても意図的にとっているわけではなく普通に患者さんを断らずにうけていたらこうなってしまうのだ。これが現在の日本の状態、地域の状態なのである。10年後には認知症は700万人程度になり65歳以上の5人に1人となる。治療して元気に帰れる人ばかりが入院しているのは非常に特殊でありほとんどの病院でこのような患者さんを扱っている。
昔の医師に比べて現代の我々医師はより複雑で複数の問題をかかえ、さらに小児以上に難しい様々な精神レベルの人を対応しなくてはならない。これらの人の対応は急性期病院の医師は私も含めて上手ではない。でも抗生剤や輸液を勉強するのと同じようにすべての医師が学ぶべくテクニックであると感じる。そこで今年は当院でも認知症関連の勉強会を定期的に開催している。
今回は横浜相原病院院長の吉田勝明先生をお招きして<認知症は神様からのプレゼント>と題して認知症の接し方をお話ししていただいた。地域の医療関係者ならびに人間ドックをうけていただいているかたにも案内状を送った。
先生はビデオなども使用しながらわかりやすく解説してくださった。認知症の身体管理について食べることの不具合の症状(異食、半側空間無視、便秘、嚥下機能低下、うつ症状)などを挙げて夏に脱水になりやすいことをお話しされた。また認知症を家族が隠したり恥じたりする傾向がまだまだあり、それは周囲の理解不足があること、認知症が疑われる人には積極的な声かけ、社会に公表して力を借りること、孤立しないことを事例を交えてお話しいただいた。
どんなに元気な人でも自分は絶対認知症にならないという自信がある人なんていないだろう。皆心のなかでは不安をもっている。活動的な人、地位のある人ほどそうだ。予防がない中で、皆が認知症を学び理解するしかないのではないかと思う。

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