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掲載日付:2021.04.04

カテゴリ:[ 新型コロナウイルス感染症 / 医療情報  ]

新型コロナウイルスワクチンの状況 4月2日

新型コロナウイルスワクチン接種は日経新聞が発信している情報によると4月2日の時点で全国で913341人うち、2回接種が終了した人が183357人となっている。神奈川県には56万人分配給されているが、その分配が実は問題となっている。
現在配給されてるのは、新型コロナウイルスを積極的にうけている基幹型医療施設、基本的には大病院である。そこにはバックヤードで働く職員も大勢いる。その人たちも含めての職員全員が対象となり、さらに2回うってはじめてそのほかの病院に回ってくるという形のため、大都市圏ほど、実際には発熱患者をみている中小の病院やクリニックにまで、いまだにいつワクチンが回ってくるのか検討がついておらず、ワクチンがうてていないのである。それより先に高齢者がうつ計画がすすんでいるのはおかしいのではないかと、まだうっていない医療関係者は思っている。ワクチン配給が十分なのであれば当然積極的にうけている施設から全職員対象にうつのでなんら問題がないであろうが、限られているのであれば救急、発熱外来、コロナ入院患者を扱う職員だけにまずしぼり、発熱患者をうけている地域のほかの医療関係者にはやく分配する方法を考えてほしかったと思う。
東京、神奈川県域には4月5日からの週で3900回分、4月12日からの週で1万9500回分、4月19日からの週で1万9500回分配給されるとのこと。そこらでうてることを期待したい。
ワクチン接種はアメリカやイギリスではかなりのスピードでうてており、アメリカでは旅行するのにワクチンを終了していれば特別制限がなくなるなど活動の制限がなくなっている。またイギリスでは人口の46%がうち、死者が1月には1日1800人から現在10人にまで減ってきているという。オリンピックの成功のためにっも早いワクチン接種が望まれるが第4波には間に合わないだろう。関東圏内少しでも感染が1月のように爆発的に増えないことを祈るばかりである。

掲載日付:2021.04.04

カテゴリ:[ 院長個人 ]

池江璃花子選手 日本選手権バタフライ100m優勝! 感動した!

池江璃花子選手が競泳日本選手権女子100m バタフライで優勝した。優勝後の涙とインタビューをみて感動しもらい泣きしてしまった。そして東京オリンピックの400mメドレーリレーに内定。彼女を東京2020でみることができるなんて、なんかとても明るいニュースである。日本の多くの人が感動したことと思う。
メダルが期待され絶好調のオリンピック直前に急性白血病になり、人生こんなことってあるの?と誰もが思っただろう。どん底に叩き落され、つらいつらい抗がん剤治療を受け、体力も著しく低下。そして2020年3月に練習復帰。まだやせていてみるのがつらいが、それでも約1年でこのレベルに戻ってきた。信じられないスピードである。
池江選手はスピードスケート小平奈緒さんとともに、強いだけじゃなくて語る言葉が重みがあり大好きな女子スポーツ選手の一人である。池江選手はあるインタビューでもここまでくるのに簡単ではなかったことをわかってほしいと語っていたし、<この場に立てていることが幸せであることをかみしめて・・・>と何度も口にされていた。以前の自分と比べようとしないで一歩一歩新しい自分を作ろうとする姿に、若いのにえらいな~、その気持ちはどこから生まれてくるのだろうと感心する。しかしコロナで延期したオリンピックがまるで彼女を待っていたようにも感じてしまうのは私だけだろうか。
オリンピックまだまだどうなるかという状況の中で、聖火リレーが始まり、そして代表がこう決まり、私たちも彼らの努力して勝ち得た姿をみて応援したい気持ちになってきた。早くワクチンがうたれ、新型コロナが落ち着きつつある中でオリンピックを迎えたいものである。

掲載日付:2021.04.11

カテゴリ:[ 院長個人 ]

新緑がまぶしい季節

人の世は、1年以上新型コロナウイルスに振り回され、生活が変わり、いろんな問題がでてくすぶっている。日本でもオリンピックをやるやらない、緊急事態宣言を出す出さない、解除するしないなど、アメリカでみられていた人々の意見の分断、これが日本でも様々な場所でみられるようになっていると思う。どちらが正しいかなんて、後にならなければわからないだろう。今目の前のひとつひとつの問題、課題をこなしていくしかない。日本選手権で4つも優勝した池江選手がいっていた言葉だ。
 人の世は大きな変革のときだといって問題噴出だが、自然に目を向けると、全く関係ないかのようにいつものように季節はめぐっている。このところ木々の新芽がのびて新緑がとても美しい。それにあわせてつつじも咲き始めた。これも温暖化の影響で10-20年前よりも季節が2週間以上早いと感じる。2週間の早さは木々や動物たちには影響があるのだろうか。朝早く自然の中を歩き、ふと開けた場所から遠くの青々とした山と青空とが目にとびこんで、風が峰を通りぬけていき、心から自然に感謝の気持ちがわき、幸せな気持ちになった。コロナになりいろんなことの活動が制限されてうっぷんがたまっている人も多いだろう。だが私たちは刺激のあるもの、何か新しいものを追い求めすぎていなかったかと思う。これまで気づかなかった散歩道を発見し感じたことでした。

掲載日付:2021.04.11

カテゴリ:[ 新型コロナウイルス感染症 / 医療情報  ]

新型コロナウイルス 大阪、兵庫で患者数急増

この1週間は大阪での患者急増のニュースが話題である。あの爆発的な増え方は関東での1月10日からの急な増加を思いだし医療機関の大変さが目に浮かぶ。関西ではN501変異をもつ変異型が増加してきているとされるが、従来の型よりも感染力が高いとされている。この爆発的な増加は2020年12月の英国でみられた現象と似る。まだ入院先がない状態ではないようだが、今回の第4波はこれまでとどう違うのか。日経メデイカルに投稿されていた近畿中央呼吸器センターの倉原優先生の話が参考になる。これまで以上に糖尿病や肥満のあるかたが重症化するリスクであり、高齢でなくても急速に呼吸器症状が悪化する例が多いと感じると。大阪府からだされたデータが紹介されていて、重症者の50代以下の割合が第3波では17.5%であったのが今回の波では25%、発症から重症化までの日数が早く第3波が平均8日だったのに対して第4波では7日、さらに変異株ではさらに早く6.5日とされる。つまり重症化が早い傾向にあり、自宅待機とされる若い人の中で急変する人を見落とさないようにし早く増悪する兆候をつかむこと、また重症者ベットを早く回転させる必要があるということであろう。

これまでは変異型の人の退院基準はPCR2回陰性というCOVID-19流行の初期の頃のものになっていたようであるが、病床ひっ迫傾向のため4月8日付で厚労省が通達をだし、発症日から10日経過し症状回復から72時間後で退院可能となった。
神奈川県の先日の会議でも、神奈川でも第4波の兆候がみられるといっていた。感染者における若年者の割が増えて高齢者の割合が減ったあとで波がくるという。ゴールデンウイークの頃に急激な波がくるのか・・・。またあの1月の状態がくるかと思うと心中穏やかではいられない。

掲載日付:2021.04.20

カテゴリ:[ 新型コロナウイルス感染症 / 病院行事 報告 ]

ようやく職員向けワクチン接種開始

神奈川県内でも医療従事者向け新型コロナウイルスワクチンの接種が遅れていましたが2021年4月19日に配給され、20日から接種を院内職員に向けて開始しました。しかし実際に注文していたものの半分しか供給がなく院内の接種する人に優先順位をうけて打ち始めました。来週には不足分が到着するとのこと。それを期待して現場で接触する可能性の高い人からうち始めています。ワクチンの1バイアルから6人分が接種できますが、それでもまだ少しあまります。これらを集めてできるだけ多くの人にうてるように対応していきたいと思います。
第4波はワクチンをうっても避けられないとのことで、神奈川県対策本部では感染のピークが5月半ばくらいになることを想定して準備をすすめています。私たちの病院では発症まじかの陽性患者さんはとりませんが、疑い症例(検査は陰性だったが疑いが残る発熱患者)や下り搬送(発症後10日をすぎて症状も消失して48時間以上経過しているが自宅やもとの施設に帰れない人)患者さんを受け入れています。今、大阪でおきているような急激な患者数増加は1月に我々が経験した時以上の医療ひっ迫状況だと思います。本当はもっと呼吸器管理をしなくてはならないのに入院させられない、重症をみる病院に転院できない、命の選択を迫られる状況もあることでしょう。心が痛みます。そして現場で重症患者を診ている人と、そうでなく街を歩いている人とのギャップがあるようにも思います。第4波がくることがわかっている(まるで地震後の津波に備えるような気分)状態ではスタッフを守るためにも早くワクチンをうって備えなくてはと思います。副反応などについてはまた報告したいと思います。


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