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心臓麻酔研修について- あらゆる病態に対応できる心臓血管麻酔専門医を育成する -

葉山ハートセンターおよび関連施設にて、幅広い病態に対して麻酔管理のスペシャリストとなれるように、初心者から経験者まで、研修期間も要望によって選択できます。
標準的な麻酔研修は1年間で、研修終了後には通常の心臓麻酔を一人で行うことができる自信がつきます。さらに専門性を高めたい場合には心臓血管麻酔専門医に合格できるまで研修を継続することができます。
十分な担当症例数を確保するために、研修の人数は制限しておりますので、希望される方は早めにご連絡ください。

7つの研修の特徴

  1. トレーニング中は上級医の指導のもとに2名で麻酔を行います。
  2. 心臓麻酔に関する整備された手順書に沿って麻酔教育を行います。
  3. 学会発表や論文発表などを積極的に指導しています。
  4. 毎週、心臓チームとして術前カンファレンスに参加します。
  5. 週1回のレクチャがあります。その他随時ミニレクチャーも開催しています。
  6. 心臓外科医、体外循環技士との連携、情報交換のもとにチーム医療を実践しています。
  7. 5000件以上の麻酔管理データベースに基づいて心臓麻酔を研修できます。

施設の特徴

  1. 高い能力を持った心臓外科医が執刀します。
  2. 全病室からは富士山と江ノ島を見渡せる素晴らしい環境です。

研修施設の年間症例数とその内容

  1. 葉山ハートセンター:100症例
    • 僧帽弁形成などの弁疾患が多い。
    • 5000件以上の麻酔管理データベースがあります。
  2. 湘南鎌倉総合病院:274例
    • 緊急手術が多い。急性大動脈解離や大動脈破裂など
    • 手術室内にハイブリッド手術室がある。
      • 腹部大動脈破裂症例にステント内挿術を行う
      • 大動脈弁狭窄症にTAVI治験

心臓血管麻酔専門医を目指す教育プログラム概要

トレーニング期間 資格 麻酔技術 エコー技術 Non-technical
3ヶ月 -- 安全な導入法 CVC --
3ヶ月~1年 -- 病態別管理法
循環変動対処法
TEE モニター
Basic TEE
TTE
術者との対話
Perfusionistとの対話
1年 JB-POT -- -- --
-- 緊急心臓大血管麻酔 Advanced TEE エコーを用いた
Clinical
Decision
Making
-- 危機管理症例に対応 -- 危機管理のコマンダー
2~3年 心臓血管麻酔専門医 -- -- --

*日本麻酔科学会麻酔科専門医かつJSCVA会員歴5年が必要

1.資格

心臓麻酔専門医を最終的な目標となります。その基盤となっているJB-POT(日本周術期経食道心エコー委員会)の資格試験合格も重要です。TEEの研修は症例数が少ない場合にはなかなか上達しません。症例数の多い施設において集中的に学びことが重要です。

2.麻酔技術

葉山ハートセンターにおいては、心臓手術患者さんに安全に麻酔導入をするにはどのようにすればよいのかなど手順書をもって解説・実践していきます。手順書は、その手順がどのような理由でつくられているのかを知ることが本質的な目的です。さらに弁疾患においては、それぞれ疾患によって、左室の形態・機能に違いがあります。それぞれの弁疾患の特徴を熟知して、病態別管理法を学ぶことが重要です。一通りの心臓麻酔の管理ができるようになったら、次に学ぶことはAcute aortic syndromeに対処できる力です。大動脈解離、大動脈破裂など対処が困難な症例を学んでゆきます。湘南鎌倉総合病院はこのような症例が豊富です。これらの関連施設で力をつけていきます。

3.エコー技術

まずCVCを習得します。内頸静脈が細い症例、解剖学的に動脈穿刺の危険がある症例など確実に超音波ガイド下にて穿刺できるように修練してゆきます。上達すれば、末梢静脈や末梢動脈へのカニュレーションにも応用できるようになります。TEEは繰り返しの修練が必要です。症例数の多い施設にて「iのあるTEE研修」をしていきましょう。TEE以外にもTTEの修練も大切です。術前評価やHCU管理では不可欠な検査となっています。葉山ハートセンターのエコー検査室では、TTEの研修も行えます。

4.Non-technical skill

テクニカルな技量だけでは、立派な麻酔科医にはなれません。ノンテクニカルスキルを身につけ、手術室での存在価値をつけましょう。心臓血管麻酔において、外科医との対話やPerfusionistとの対話を行う上でTEEは非常に貴重なツールです。時には重要な臨床判断を求められる場合も出てきます。ノンテクニカルスキルを向上させるのとあわせてTEEエコー技術も向上させましょう。

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