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がんサバイバー がんを生き抜いた人 <ホジキンリンパ腫のかた>

[ 内科 / 院長個人 ]  当院からのお知らせ

2017.10.05

写真 043がんを生き抜いた人 がんサバイバーは治療の進歩や補助的な薬剤の進歩で増加している。しかしそれらの人が生き抜いたあとでおきてくる問題については、一部の人たちの間では知られていたがあまり問題とされてこなかった。(よく5年で外来受診が終了されていることが多い。)最近になり特に予後がよく長期にいきる悪性疾患の患者さんの長期的な合併症の問題が話題になっている。私の専門である血液内科の領域では<ホジキンリンパ腫>がその点でまとまった論文がでて国際学会の教育講演でも取り上げられていた。
ホジキンリンパ腫は5年生存率が80%を超える、抗がん剤でしっかり治療をすれば予後のよい血液系の腫瘍疾患だが、それと同時に長期的にみると心血管系の合併症と2次発がんが問題になることがわかってきている。2次発がんは治療が終わってすぐみられるのではなく、もう再発もないね・・・と思われるような時期5年、10年たって、いやさらに40年たってもその危険性は上昇し続ける(つまり2次発がんのリスクがなくなる時期がくるわけではないというわけだ)という。特に若くして放射線治療に抗がん剤が加わるとそのリスクは高くなる。この2次発がんと心血管系の問題についてこれから少しずつまとめていこうと思います。<次回に続く>

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